上手な選び方

パソコンってどういう基準で選んだらイイの?

前項の「パソコン何が出来る?」で代表的なパソコンの使い道を紹介しましたが、こんどは逆の観点でどんなパソコンを選ぶとどういった利点があるのか、私の独断をご紹介したいと思います。
ちなみに、TOPページで書いてあるとおり「どちらかというと向いている」といった程度ですので、どれを選んでも完璧失敗(°°;)という事は無いので既に違うタイプをお持ちでもご安心下さい。

全体に共通したアドバイス:
搭載メモリについてですが、WindowsXPを快適にに使用するには512Mbyte程度、余裕をみるのなら1Gbyteは欲しいです。
メーカ標準状態では少なめの場合があるので「なんか遅いなぁ」と思ったら「マイコンピュータ」−>「プロパティ」で確認してみて下さい!


中・大型ノートパソコン

A4ノート、2kg級以上クラス。
一番最初に買うとしたら、価格的にも値ごろ感があって実はお勧め。
SXGA(1280×1024)という解像度(画面に写せる情報が多い)というものもあります。
解像度が高い方が画面が広く使えるので快適ですが、14インチ液晶SXGAでは表示される文字サイズがかなり小さくなるので、目が疲れないか良く確認した方が良いです。

このクラスは外に持ち出すと重さや大きさがネックになるのですが、デスクトップ型では容易にできない室内での移動はかなり容易に可能です。
これはパソコン用の机が無い環境では使うときだけ引っ張り出せるので、日常生活の邪魔にならず、使用頻度が限られるのであれば使い易いと思われます。


サブ・ノートパソコン

B5サイズ程度で重量が2kg以下のマシン。セカンドマシンとして活用が中心となります。
このクラスでは1スピンドルといって、光学ドライブ(CDやDVD)を装備しないものがあります。目的に合致するか注意してください。
徒歩+電車での移動でもこのクラスなら持ち出す気になります。
液晶の大きさ(=画面の広さ)やキーボードがさほど不自由無く使える下限となります。
最近ではバッテリーの持ちも良く、一日中バッテリーで運用する事も可能ですので、ACアダプタを持ち歩かない分、装備重量が軽減できます。
(持ち歩くと案外ACアダプタって邪魔なんです)
無線LANを内臓しているものも多く、ホットスポット等ではワイアレスでインターネットに接続できます。


ミニノートパソコン

B5サイズ以下、1Kg以下のパソコン。
今ではあまり機種が無いし、ココまで小さいと使い勝手が犠牲になります。
価格的にも割高ですから、特段の理由が無い限り余りお勧めしません。
物欲的には一番ソソルんですけどねぇ。。。


省スペースデスクトップ

HDDが×1、光学ドライブ×1、っていう構成が多いです。
短辺方向の高さ(厚さ)が薄いので拡張カードを追加しようとした場合に制限を受ける場合があります。
コストパフォーマンスに優れたモデルも多数あって、「会社のパソコン」っていうと机の上に鎮座しているのが多いのがこのタイプ
設置場所が固定されていて、後々拡張をしないのであればこのタイプが無難です。


ミニタワー型・タワー型

上記の省スペース型と比べると短辺方向の厚さがあります。
HDDや光学ドライブがが多数内臓できる様に電源に余裕があり、拡張カードも「フルサイズ」と呼ばれるものが追加できます。
基本的には床置きとなり場所を取りますし、拡張前提とするのであれば↓の自作機の選択が良いでしょう。
完成メーカー品という事ではあまりお勧めしません。


自作機

ケース(電源)、マザーボード、CPU、メモリ、HDD、光学ドライブ、など構成する部品を自分で組み合わせ、自分の好みでセットアップします。
規格さえ間違わなければ様々な組み合わせが可能ですが、その規格自体が構成部品毎に色々あり、自己責任が原則となります。
また、「相性」というものあって、規格があっていても上手く動かない場合もあります。
かつて自作機というと無骨なデザインが多かったのですが、ケースのバリエーションも増えてカッコイイものも多いです。
コスト的メリットはメーカー直販系がスケールメリットを生かして格安で販売しているので、新品で組み合わせる限り以前より薄らいだと思います。
半完成品的なベアボーンというものあり、これはケース+電源+マザーボードがセットになっています。


メーカ製パソコンについて

家電系メーカーやPCメーカーで様々なパソコンを出していますが、TVなんかの「おまけ」機能に惑わされずに選択すべし!
とはいえ少しフォローすると、家庭用デジタルビデオと組み合わせて動画の編集をするっていうのであれば、同一メーカーの対応を謳ったパソコンっていうのアリかもしれません。
とはいえ、スペックさえ満たせば他のメーカーのパソコンでも動画編集は出来るのですけどね。


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